著者 : 栗本薫

終わりのないラブソング TOMORROW

2年目の夏が来た――。二葉、22歳。横須賀の小さなアパートで竜一の帰りを待ち、愛を交わす毎日。このまま、どうなってしまうんだろう。これからどこへゆくんだろう――。そんな漠然とした思いのなか、…

終わりのないラブソング8 エターナル―永遠に―

ちょっとした誤解がもとで、竜一からの電話が途絶えて一週間が過ぎた。二葉は、別れすら覚悟して竜一の組の事務所へと向かうが……。――ぼくのラストソング、ラブソングはもう歌わない。もう誰のため…

終わりのないラブソング7

――もう、流されて生きてゆくことはしたくない。ぼくはいま、自分をちゃんとした人間に育てるために歩きはじめたいと思う――。自分自身の意志で生き始めた二葉は、住み慣れた町を出ていく決意をし、…

終わりのないラブソング5

“来夢来人”でひっそりと竜一を待つ二葉を突然襲った黒い嵐。足元にひざまづき、ひたすら愛を乞う武司を拒み続ける二葉は激流の中で竜一の名を呼んでいた―。ところがある日、武司の仲間に連れ去られ…

終わりのないラブソング3

竜一は別の少年院へ移送され、最愛の“飼主”を失った二葉は、やがて出院の日を迎え、生まれ育った家と町へ帰ることになった。しかし温かく迎える家族は誰一人なく、絶望の闇の中で手首を切る二葉は、…

終わりのないラブソング1

人を拒み、傷つけ、たった一人の青春を歩む高校二年の村瀬二葉―。力づくで“女”にされ、「心はちがうんだ…」と叫びながら少年院送りになった二葉は奈落の底へと落ちてゆく―。運命に裏切られ、潰さ…

終わりのないラブソング2

少年院で奈落の日々を送る村瀬二葉は麻生勇介への熱い想いを抱きながらも、大番長三浦竜一の専属の“女”にされていた―。竜一と勇介との狭間で、行き場のない愛に彷徨いながら本当の愛に目覚めてゆく…

終わりのないラブソング6

竜一と再会した二葉は生まれて初めて自分の部屋を持った。誰にも見張られず、追い出されるおそれもない〈ぼくたちの部屋〉に静かで幸福な時間が訪れる。ところがそんな二葉の前に現れた清正は、彼を自…

終わりのないラブソング4

清正とその妹奈々の愛に包まれ、平穏な日々を送る二葉は、本当の自分の家を確保するために――竜一を待っているために――弁護士の紹介でアルバイトを始めるが…。二葉の体を引き裂く黒い嵐、勇介に宛…