哲学・思想

言霊――なぜ、日本に本当の自由がないのか

日本人の言動を支配するのは、宗教でも道徳でもない。“言霊(コトダマ)”というものが日本人を縛り、それゆえ日本人は独特なのだ。果たしてその正体は? 稀有な日本人論として貴重な一冊。…

もどかしくて 第二回 声のふるまい

身体性を色濃く漂わせた音色をもつ言葉。それらは物のテクスチュアの感触を表わす言葉と交差し、連動する。…

もどかしくて 第三回 ほっこり

持続に区切りを入れ、それまでの時間から身を切り離す言葉。観念に縛られて、こわばった身体をほどく。…

もどかしくて 第四回 ふわふわ

幸福感をともなうこのオノマトペでは追いつかない、「浮いている」「流されている」現代人の不安と浮遊感。…

もどかしくて 第五回 ぐずぐず

なにかの変化への身体の抗い。あえて決断を「ずるずる」引きのばし、「ぐずぐず」することの権利を問う。…

もどかしくて 第六回 ねちゃねちゃ

咀嚼の音など、生理の原型というべきざわめき。このぬめりを棄却しながら願望することの「快」と「不安」を考える。…

もどかしくて 第七回 ぎりぎり

これを超えると瓦解するか、一気にまったく別の様態に変化する臨界点。極限の事態に向き合う軋みと危うさのオノマトペ。…

もどかしくて 第八回 ゆらゆら

揺らめき、不安定、危うさは、人の目を誘い、存在の不可解、意味の不確定は、人の思考を引き裂く。その揺れと「ぶれ」を考える。…

もどかしくて 第一回 序 もどかしくて……

音を重ねる擬態語。身体が感応し、音としてその感触を編みなおす言葉 のこのうごめきに耳を澄ます。…

もどかしくて 第十一回 なよなよ

張りや力を欠いた「よ」の音。か弱さという媚態の誘惑によって、相手の関心を引き込む身体の狡知と屈折した欲望を考える。…

1 | 2  »